【低血圧の種類】体質性低血圧や病的低血圧

低血圧の種類は、体質性低血圧、病的低血圧などがあります。低血圧の種類を知り、改善治療に役立てましょう

低血圧症状

低血圧の種類

低血圧というと、一般的に想像されるのが慢性の低血圧ですが、低血圧には急性のものもあります。急性の低血圧では、何かしらの原因により低血圧が引き起こされていることが多いため、低血圧の原因をしっかりと調べることが大切です。

低血圧 
体質性低血圧    低血圧があっても日常生活に支障がない場合

病的低血圧

本能性低血圧

体位に関係なく、低血圧を示し、症状がある

起立性低血圧

臥位では正常な収縮期血圧が立位になると21mmHg以上低下する

症候性低血圧

低血圧を引き起こす原因疾患があり、その為に低血圧になってしまう

症候性低血圧とは

症候性低血圧とは、低血圧を引き起こす原因疾患のために起こる低血圧です

栄養失調状態【ガンの末期、糖尿病や神経難病の進行した状態、慢性肝炎、肝硬変などの様々な疾患の末期】、肺結核などの慢性感染症、貧血、甲状腺機能低下症、アジソン病、シモンズ病などで起きます。また、単純るいそう(やせ)や神経性食思不振症(拒食症)でも低血圧を合併します。医者その他にもさまざまな疾患がありますが、特殊なものに食事の後に血圧が下がる「食後性低血圧」、また「人工透析」などによるものもあります。「食後性低血圧」は、食事をした後(満腹)、血圧が下がり、突然立ち上がったりすると失神を起したりします。老人に多い特徴があります。

低血圧に間違われやすい疾患

自律神経失調症
一般的には、自律神経系の不定愁訴的な症状を指します。
心臓循環無力症
循環器の医師がよく使う病名、内臓下垂などがあり、さらに動悸、息切れ、胸痛など循環器的症状が多い特徴があります。
起立失調症候群
体位変換にともないめまいなどの症状があります。
起立性調節障害
小児の場合に使う(起立失調症候群類似)ODとも呼びます。
小心臓症候群
滴状心という、心臓が小さいため起こるさまざまな症状。低血圧のことが多い特徴があります。
心臓神経症
心臓ノイローゼ。精神科医がよく使う病名。心臓には器質的学異常がないのに、動悸、息切れ、胸痛などの症状を示す特徴があります。
咽喉頭異常感症
更年期によく見られる。喉にものが詰まった感じがあるが、器質的疾患は見つからないことが多い。精神科ではヒステリー球ともいいます。漢方では梅核と言う。半夏厚朴湯や柴朴湯が奏功する。
抑うつ反応
朝起き不良、不眠、食欲低下、イライラ、便通異常(下痢・便秘など)、肩こり、腰痛、動悸などをからだの症状とする。頑張りすぎがその原因。低血圧に合併することもあるが、低血圧患者さんが誤診されることがたいへん多いので、その鑑別が必要である。うつに使用される薬剤(抗うつ剤)は、低血圧をいっそう悪くするので、治療にあたっては注意が必要である。
メ二エール病
めまい、耳鳴り、難聴があるが、これは耳鼻科の病気(内耳の浮腫)。メニエール病でのめまいは天井がぐるぐる回るといった回転性めまいであるが、低血圧のめまいは立ちくらみ(立った時、くらっと来るめまい感)や身体動揺感(体が揺れるような感じ、雲の上を歩いているような感じ)が中心である。疑わしい時には、耳鼻科医に相談するのがよい。

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