めまい、ふらつき、立ちくらみ【低血圧症状】。めまい、ふらつき、立ちくらみなどの、低血圧症状について

低血圧症状

低血圧の症状【めまい、立ちくらみ】

低血圧の症状で圧倒的に多いのが【めまい】です。そのため、めまいをきっかけに低血圧であることを知る方が多くいます

低血圧でのめまいと起立性低血圧でのめまい

低血圧のめまい

低血圧、めまいの症状は、非回転性のめまいで、ふらふらしたり、ふわふわしたり、頭がボーッとした感じのめまいです。

起立性低血圧のめまい

起立性低血圧の人のめまいでは、血圧がいっきに下がるために急激に症状がでやすいので、立ちくらみがでたり、目の前が真っ暗になる感じがあらわれたり、急に地震がきたかのようなぐらぐらっとする感じになることがあります。また、起立性低血圧の人では一時的には回転性のめまいがあらわれることもあります。

めまいの原因について

突然のめまいめまいの原因は、自律神経のはたらきがうまくいかないことにより、脳に一定の血流がきちんといかないことです。自律神経の働き以外にも、血圧が低くて血流が不十分なことにより、脳幹部へいく血液量が不足し、脳幹部にある平衡機能をつかさどる前庭神経核という部分などのはたらきがおちる事も原因です。脳には自動調整能という機能があって、多少血流が落ちても、そう簡単には脳細胞が破壊されることはありません。ふつうのめまいでは、血流が少ないために前庭神経核の働きが一時的におちているだけで、また血流が高まればよくなりますから、めまいは消えます。血圧を上げるために少し力んでみたり、脳血流をよくする目的でごろっと横になってみて、めまいが軽くなるようなら、それは低血圧によるものです。

脳の病気でめまいがおこることも

めまいの症状は低血圧だけでおこるわけではなく、脳梗塞や脳腫瘍などの脳組織の障害でもおこります。また内耳の病気によってもおこることもあります。そのため横になってもめまいが軽くならずにつづいたり、かえって症状が強くなるといったケース、耳の聞こえも同時に悪くなって来たり、耳鳴りがあるなどという場合は、脳や内耳の病気によるめまいが強く疑われますので、神経内科を受診してください。また必要に応じて、耳鼻科や脳外科に紹介してもらうことになるかもしれません。

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